in a Million

児童文学紹介ブログです。児童文学もアイドルも成長を見守るのが楽しい。

児童書

『パンプキン・ロード』

『パンプキン・ロード』 森島いずみ・作 狩野富貴子・絵 学研ティーンズ文学館 2013/2/26 第20回小川未明文学賞大賞受賞作品 川のハヤ、ゲンゴロウ、雑木林の鳥やセミ、部屋の中を飛ぶホタル、 菜園にホースで水まきする時にできる小さな虹、星空。 キラキラ…

『ねこたち町』

『ねこたち町』 わしおとしこ・文 藤本四郎・絵 アリス館 2001/7/10 アイスクリームを売る猫、楽器を弾く猫、ペンキで看板を描く猫、車椅子の猫。 カラフルで個性的な猫たちでいっぱいの、にぎやかな表紙。 それは、ねこたち町の様子。 ねこたち町には、ねこ…

『放課後の音符』

『放課後の音符(キイノート)』 山田詠美 新潮文庫 1995/3/1 表紙画像をあげておいてなんですが、これは私が持っている本ではないんです。 アマゾンのリンク作成がこれしかないだけで。 こっちの方が私のこの本のイメージです。この表紙の本、今も持ってる…

『キキとジジ 魔女の宅急便〈特別編その2〉』

『キキとジジ 魔女の宅急便〈特別編その2〉』 角野栄子・作 佐竹美保・画 福音館書店 2017/5/25 魔女の宅急便といえば、ジブリ映画を思い浮かべる方は多いと思う。 児童書としての魔女の宅急便シリーズは、1985年に1巻が出版され、キキが成長して、大人にな…

『ヘヴンリープレイス』

『ヘヴンリープレイス』 濱野京子 作 猫野ぺすか 絵 ポプラ社 夏休みに引越しをした六年生の和希は、新しい街を自転車で探索中に、年下の少年に出会う。彼をきっかけに和希が知り合った人たちは、学校や社会からちょっとはみ出した子供と大人だった。今まで…

『月の笛』

『月の笛』 武鹿悦子 作 東逸子 絵 小峰書店 2006/10/10 透明感のあるリズミカルな文で描かれた、力強く幻想的な物語。 文章、というより、日本語が流麗で、その表現力に心がざわざわしてしまった。 子供の頃、新しい本やら新しい国語の教科書やらを読むと、…

『ローズの小さな図書館』

『ローズの小さな図書館』 キンバリー・ウィリス・ホルト 作 谷口由美子 訳 徳間書店 2013/7/31 一つ一つの短編小説が、時代の雰囲気まで写し出したポートレートのよう。 舞台はアメリカ。フランス系移民の多い、ルイジアナ州。 1939年のローズ(14歳)から…

『ペンネームは夏目リュウ!~キミも物語が書ける~』

小学生向けの、物語の作り方マニュアル。 小学校5年生の宏樹が物語を書く、という物語仕立てになっている。 軽く読みやすい文章と展開で、一話終わるごとに、ミニミニ創作講座がついていて、物語が進むにつれ、創作講座もステップアップ。チャート方式で、…

『ハンカチの上の花畑』

安房直子・作 岩淵慶造・絵 あかね書房 初版1973/2 前回からの続きにもなるが、安房直子さんの短編集を感動しながら読み終えて、著者紹介の欄を見たとき、このタイトルを見つけた。 「小学生の頃、ものすごい感動した本だ!安房さんの本だったんだ!」 で、…

『ひぐれのお客』

『ひぐれのお客』 安房直子・作 MICAO・画 福音館書店 2010/5/25 図書館の書架に並んだ本の背表紙を眺めると、よく手に取られていそうな人気のある感じだなあとか、逆に、古いけどきれいであまり借りられていないのかな、などと思うことがあり、それは…

『おばけ道、ただいま工事中!?』

自分の部屋が、ある日突然、おばけの通り道になってしまった! 小学四年生の翔太がおばけとかかわることで起こる不思議な騒動が、明るく軽快に描かれている。 死者とはもう話せないから、 「あの人は、あの時、どう思っていたのだろう。」 身近な誰かが亡く…

『クワイナー一家の物語』

『大草原の小さな家』というアメリカのドラマを、昔、ところどころ見ていた。ローラという明るい活発な女の子が主人公で、ローラの家族が、私が初めて知ったアメリカの家族像だった。 ローラの母さん、キャロラインが少女だった頃の物語が、この全7巻の本だ…

『赤いペン』

必要な人のところにいつのまにかやってくる赤いペン。 役目が終わると、いつのまにかどこかへ行ってしまう。 世の中の人も出来事も全て、そんな面があるのかもしれない。 赤いペンほどシンプルでないだけで。 文がうまくてぐんぐん引き込まれる。 と思ったら…